素線を歯車で均一な波形に加工した後、縦線を定められた目合に配列し、交互に上下する縦線の間に横線を直角に供給し、所定の目合に打ち込み製造したものです。

クリンプ金網は素線の選択肢と線径・網目の組合せが最も多い金網で、用途に応じて最適な選択ができます。

長方形の網目も製作可能です。


線種・網目の組み合わせ

1mm単位で、ご要望にお応えします。

JIS G 3553 / 単位:mm

線径\網目 3 5 6 9 10 12 15 16 18 20 25 30 35 40 50
#18(1.2) - - - - - - - -
#16(1.5)(1.6) - - - -
#14(1.9)(2.0) - - -
#12(2.5)(2.6)
#10(3.0)(3.2) -
#8(4.0) -
#6(5.0) - - -

は織網式クリンプ金網になります。

その他、線材、目合は、ご希望の組合せでお作りします。

※ 材質によって制作可否が異なります。

線材を同じピッチの凹凸をもった波状の列線とし、縦線・横線を一定の目合に配列し、編み上げたものです。

線径・網目に応じて、網目内の凹凸数を変えることによって、幅広いご提案・製作が可能です。

クリンプ金網の波形に加工した素線と比較すると織網式クリンプ金網は緩やかな波形を付けた素線で製造します。

網目の大きさが、素線の直径×3倍より小さくなる場合は織網式クリンプ金網になります。

特殊なピッチの歯車で、縦横の交点の1個飛ばしのみに山があり、金網の片面が平坦になる金網です。

フルイ用として使用される事が多く平坦な面をフルイ面にする事により、波形の頂点が摩擦する事なく長寿命です。

フルイ分けの効率を上げる為に、網目を長方形にしたものでクリンプ式・織網式・フラットトップ式などが製作可能です。

均一な波形に加工して織ったクリンプ式・緩やかな波形で織った織網式・特殊なピッチの歯車で、片面をフラットな状態にしたフラットトップ式から、お選びください。

フラットトップ式には、主に豚舎の床材に使用されているピッグフロアーネットがあります。

端末加工を行うことでより安全に、また太い線と細い線の組み合わせにより強固な網へと変身を遂げます。

その用途は図書館や物流倉庫などの保管用ラックや重中軽量ラック等など、表にはあまり出てくることはありませんが、幅広く様々な場所で活躍しています。

ISEYASUではその他加工対応、丸切り加工、コの字型の箱曲げ加工、バイアス加工、網の一部切欠き、三角形加工、台形加工等幅広く対応しております。