ふとんかごとは
「ふとんかご」とは従来、竹で編んだ筒状の網に玉石を入れて土留めや護岸に使用した蛇篭で、筒状(円筒形)から矩形(角形)へ多段式に積み重ねられるように変化したものである。
ふとんかごの用途・特徴
- 用途
- 河川護岸・護床の保護、洗掘防止、災害復旧、道路法面の保護、土留、地すべり防止、災害復旧、海岸浸食防止、洗掘防止
- 特徴
「栗石メッシュカゴ」「砕石メッシュカゴ(かご楽)」「大型メッシュカゴ」の
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ふとんかごの施工性を向上させた
『栗石メッシュカゴ』『砕石メッシュカゴ(かご楽)』『大型メッシュカゴ』のご紹介
『栗石メッシュカゴ』『砕石メッシュカゴ(かご楽)』『大型メッシュカゴ』のご紹介
栗石メッシュカゴ
治山工事で索道でしか資材を運べないとき、現地発生材(発生土)を使用したかごが必要とされたため、中詰めの転圧による変形しない、耐久性が良い割栗石を使用した栗石メッシュカゴを開発。
- 特徴
製品仕様
形式 | 高さH | 奥行W | 長さL |
---|---|---|---|
80型 | 500mm | 800mm | 2000mm (1000mm) |
100型 | 1000mm | ||
120型 | 1200mm |
部材名 | 部材規格 | 表面処理 |
---|---|---|
本体パネル | 線径 Φ 5mm (天端横線のみ Φ 6mm) 網目 125mm×100mm目 |
亜鉛-10%アルミ 合金めっき 付着量 300g/㎡ (AL10%以上) |
本体パネル | 線径 Φ 5mm 網目 125mm×100mm目 |
|
上蓋パネル | 線径 Φ 5mm 網目 125mm×100mm目 |
|
補強線 | 線径 Φ 6mm |
施工風景
- コの字型本体パネル
- 溶接構造で石詰後のはらみ無し
- 重機による石の投入が可能
- 完成
砕石メッシュカゴ(かご楽)
災害で崩壊した法面や護岸を緊急復旧するため、短期で施工が行えるようにすることと、人手不足、狭小な場所での施工が行える「砕石メッシュカゴ」を開発。
- 特徴
製品仕様
形式 | 高さH | 奥行W | 長さL |
---|---|---|---|
80型 | 500mm | 800mm | 2000mm (1000mm) |
100型 | 1000mm | ||
120型 | 1200mm | ||
150型 | 1500mm | ||
200型 | 2000mm |
部材名 | 部材規格 | 表面処理 |
---|---|---|
本体パネル 端部パネル |
縦線径 Φ 6mm 横線径 Φ 5mm 網目 40mm×100mm目 |
亜鉛-10%アルミ 合金めっき 付着量 300g/㎡ (AL10%以上) |
補強線 結合コイル |
線径 Φ 6mm 線径 Φ 5mm |
施工風景
- 部材が軽く移動や組立が楽
-
大型メッシュカゴ(大型砕石メッシュウォール)
重機による中詰め材充填作業を可能にし、施工性を大幅にアップした大型砕石対応カゴです。
- 特徴
製品仕様
形式 | 100型 | 150型 | 200型 |
---|---|---|---|
規格サイズ | 高さ1.0m × 奥行き1.0m |
高さ1.0m × 奥行き1.5m |
高さ1.0m × 奥行き2.0m |
形式 | 250型 | 300型 | 350型 |
---|---|---|---|
規格サイズ | 高さ1.0m × 奥行き2.5m |
高さ1.0m × 奥行き3.0m |
高さ1.0m × 奥行き3.5m |
部材名 | 部材規格 | 表面処理 |
---|---|---|
本体パネル 端部パネル |
線径 Φ 6mm 網目 40mm×100mm目 正背面部 |
亜鉛-10%アルミ 合金めっき 付着量 300g/㎡ (AL10%以上) |
中枠 | 線径 Φ 8mm | |
補強線 | 線径 Φ 6mm | |
接続コイル | 線径 Φ 5mm | |
上蓋パネル (オプション) |
線径 Φ 5mm 絹目 40mmx100mm目 |
施工風景
-
仮組完了後も幅25cmに折り畳みが可能︕
大型かごでありながらスペースを節約できる新構造︕
-
クレーンとホッパーを使用した砕石の充填が可能︕
かご内部での作業が無いため作業員の昇降移動が無く、かご上部での作業がおこなえます。
「ふとんかご」「栗石メッシュカゴ」「砕石メッシュカゴ(かご楽)」
「大型メッシュカゴ」の比較
名称 | ふとんかご 正式名:パネル式角形蛇篭 |
栗石メッシュカゴ | 砕石メッシュカゴ(かご楽) | 大型砕石メッシュカゴ 「大型メッシュウォール」 |
---|---|---|---|---|
基本構造 | 一つ一つの「かご」が独立した単体構造 | 隣接した「かご」を上下左右連結し、一体性のある構造物にしたもの | 隣接した「かご」を左右連結し、一体性のある構造物にしたもの | 隣接した「かご」を左右連結し、一体性のある構造物にしたもの |
用途 | 主に仮設材として使用。 河川護岸や護床・道路法面の侵食防止として使われる 高さH=2.0m程度 |
河川護岸・道路障壁として使用 かごマットと同じ、高さH=5.0m迄適用だが安定計算等でH=8.0m以上の実績あり |
土留工、ドレーン工として使用 中詰めに砕石(粒径40mm程度)が使用できる作業条件の悪い場所や工期短縮に最適 |
治山法面、砂防ダム、道路障壁として使用 中詰めに砕石(粒径40mm程度)が使用できる通常のかごより厳しい条件に適用 |
材質 | 亜鉛メッキ鉄線 | 亜鉛+アルミ合金メッキ鉄線(アルミ10%以上) | 亜鉛+アルミ合金メッキ鉄線(アルミ10%以上) | 亜鉛+アルミ合金メッキ鉄線(アルミ10%以上) |
メッキ付着量 | 3種メッキ 140g/㎡以上(Φ4.0mm) | 300g/㎡以上 | 300g/㎡以上 | 300g/㎡以上 |
耐久性 | 約10〜15年(水中条件) | 約50〜60年 | 約50〜60年 | 約50〜60年 |
構造 | 本体鋼 ひし型金鋼 線径 Φ4.0mm 鋼目 130mm |
本体鋼 格子状 溶接金鋼 Φ5.0mm |
本体鋼 格子状 溶接金鋼 Φ5.0mm Φ6.0mm |
本体鋼 格子状 溶接金鋼 Φ6.0mm |
枠線 Φ5.0mm | 枠線 Φ6.0mm(最上部のみ) | 枠線 Φ6.0mm | 枠線 Φ8.0mm | |
サイズ | 高さH 0.5m 幅W 1.2m 長さL 2~4m |
高さH 0.5m 幅W 0.8,1.0,1.2m 長さL 2.0,1.0m |
高さH 0.5m 幅W 0.8〜2.0m 長さL 1m,2m |
高さH 1.0m 幅W 1.5〜3.5m 長さL 1m,2m |
施工性 | 垂直材が自立性がなく、組立する作業を要する石詰めする際、はらみ防止策が必要 | 垂直材が自立できるため組立の手間が少ない 金網の剛性が高いため、補強材を必要としない | 垂直材が自立できるため組立の手間が少なく金網の剛性が高いため、上ふたを必要としない河川ではふたが必要となります | 垂直材が自立できるため組立の手間が少ない金網の剛性が高いため、上ふたを必要としない河川ではふたが必要となります |
その他 | 従来からある工法で河川・道路・治山問わず広く実績がある不陸な地盤に追随しやすい構造 | 河川・道路・治山問わず幅広い実績がある「かご」の剛性が高く歪みが少ない | NET IS 登録商品 道路・治山等、幅広い実績がある内部の中詰材の結合が強い「ボトムレス構造」 |
道路・治山等、実績ある砕石メッシュカゴより更に過酷な現場に適応 内部の中詰材の結合が強い「ボトムレス構造」 |
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